「この世は舞台、人はみな役者」とシェイクスピアは書いたけど、この世界でどんな役を演じたらいいのか?
「世界ぜんたいが幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と宮沢賢治は書いたけど、どうしたら世界は幸福になるのか?
この答えを模索している俳優、山崎皓司。静岡に生まれ育って18年、俳優を志し上京して18年、「本当の幸い」を求めて帰郷して2020年11月で1年になる。百の姓を持つ、百の屋号を持つ、百の仕事を持つという意味での「百姓」として暮らし始めた山崎皓司の生活を記録したドキュメンタリー。
山崎の所属する劇団「FAIFAI」リーダー北川陽子と、アーティスト集団「Chim↑Pom」林靖高がディレクターとして参加し、山崎と共にフィールドワークをしながら制作した。